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女が好きな女による空想という名の妄想ブログ     不定期更新
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洸ちゃんからSS頂きました!
途中までだけど。

******************





BLEACH 修×勇








「だから、パイオッは正義なんだよ。」

とある昼下がり。
檜佐木 修兵――俺は昼食の握り飯をがつがつと食べながら答えた。

「パイオッてなんスか。それもう死語ですよ、死・語。先輩遅れてません?」

恋次。
俺の後輩も昼飯(と思われる)林檎にかぶりつきながら言った。

「五月蝿いな。とにかく女は乳だよ、乳。そしてクールさの中に優しさがあり・・・」

「それ、乱菊さんの事ですよね?」

「おうとも。あの人は完璧だ!完璧なボディ、完璧な性格・・・!
 現世の言葉でいうと・・あれだな、「つんでれ」とかいうやつだ。」

「はァ・・・そっスか。俺は胸なんて無くても――」

「そうだよな。恋次はルキアちゃんだもんなー。」

「ゴふっ!?」

「そうだな・・・ルキアちゃんも結構いい顔してるし、性格も中々・・・・あとは胸だな。」

「・・・・・きっと成長途中なんですよ。多分。」

「あと160年ぐらい待ってみるか・・・」

「何言ってんですか。・・・・あ、そろそろ時間だ。そうだった先輩、これうちの隊長からです」


懐からごそごそと一枚の紙を出すと、恋次は俺に突き付けた。


「朽木隊長から?俺に?」

「なんせ人が足りませんから・・・使える奴は使う!みたいな感じらしいです」

「そっか。で、用件は――――・・・」














「・・・・・・ね、・・・・・・・さね・・・・・――勇音!」

「っはぁい!?」


気が付くと、目の前には卯ノ花隊長の顔がドアップ。
ここは、隊室?えっと、私は―・・・・寝てた?

「大分疲れているようですね、勇音?」

「そ、そんなことないです!」


現に疲れて昼寝をしてたわけだから、言える言葉が無い・・・・・・。


「そうですね・・・・最近は仕事の量が多いですからね。
  ・・・・・・・・・勇音はよくやってくれています。午後から休暇を取りなさい」

「そこまで疲れてませんって!まだ書類もありますし・・・!」

「じゃあ、このミスの量はなんなのかしら?誤字、脱字。時間のミス、書く場所が違う。
 大丈夫です。このくらいの量なら私一人で十分です。・・・気分転換も大切ですよ。」

「・・・すいません・・・・でも・・・!」

「休暇、取りますよね?」


卯ノ花隊長は、にこりと笑った。深い、深い。



休暇、とってきまーす・・・・・・・




「でも、特にやること無いよなぁー・・・・」

隊室を出て(放り出されて)廊下をとぼとぼと歩きながら、独り言。

気分転換ー・・・普通妹の清音と買い物をしたり、話しをしたりするのだけど・・・
清音も忙しいらしく、書類片手にイライラしているから近寄らない方がよさそうだしー・・・。


「久しぶりに、流魂街にでも出てみようかなぁ。」




*********************



かちゃん。

ラムネのビー玉の落とす音が聞こえた。
特に行きたい場所も無い。なので、流魂街でラムネを買ってボーっとしていた。
いつもなら、ねーさん美味しいね!なんて元気な妹の声が聞こえてくるはずなのだけど・・・
たまにケンカしたり、やけにべったりだったりと気まぐれな妹。
やはりあの声が聞こえないと寂しい・・・・かな。

「つまんないなぁー・・・・・・・・・」

青い空に向かって、またしても独り言。
ラムネをごくごくっと飲み干して後悔。ラムネは一気に飲むと・・・・っ;;

はぁ。


やっぱり無理言ってでも書類を片付けるべきだったかな、なんて考えていた時。

「なにがつまんないの?おねぇちゃん。」
「なにがつまんないの?おねぇちゃん。」

びっくりして振り返ると、6歳くらいの女の子と男の子が立っていた。

「なんで一人なの?おねぇちゃん。」
「なんで一人なの?おねぇちゃん。」

女の子の方が言うと、男の子も同じ事を聞いてくる。

「え・・・っと、休憩よ。休憩。君たちは?何処から来たの?」

ラムネを置いて、笑ってみた。

「朱雀地区だよ、おねぇちゃん。」
「朱雀地区だよ、おねぇちゃん。」

「朱雀地区?ここからずいぶん遠いのね?」

朱雀地区はここから歩いて10キロはあるはずなんだけど・・・・


「あたちのおねぇちゃんが、寝込んじゃったのよ、おねぇちゃん。」
「こっちの森に薬草が生えてるって聞いたからきたんだよ、おねぇちゃん。」

そういえばここ辺の森には万能の薬草があると聞いた気がする・・・・

「でも、道が分からないのおねぇちゃん。」
「でも、道が分からないのおねぇちゃん。」

2人の顔が、くしゃりと歪んだ。
今にも泣き出しそうな顔。

「・・・よし、私暇だから一緒に探しに行こうか!」

すくっと立ち上がって見せると、2人の顔はぱぁっと明るくなった。
・・・よかった、今日休暇とって!




「で、君たち名前は?私は勇音。虎徹 勇音だよ。」

「あたちはりん・・・鈴だよ、勇音おねぇちゃん!」
「ぼくはれん・・・・鎌だよ、勇音おねぇちゃん!



*************************



今日は晴天。
しかし午後からは雲が出てくることでしょう――――――――




「ね、君たちはお友達なの?」

薬草があるという山に向かって、私達は歩き出した。
鈴ちゃんと鎌くんはずっと手をつないだまま、私の横について歩いていた。

瞬歩を使わずに長距離を歩くのは久々だなぁー・・・・


「ううん、姉弟なの。」
「ずっと一緒だよ。」

そういうと二人は顔を合わせて笑った。
小さい子独特の甘い笑い方。だけど、少し大人びたふわっとした笑い方。
そんな笑い方を見ていると、こっちも笑ってしまいたくなる笑い方。

清音も同じような、子供っぽい無邪気な笑い方。
甘いお菓子を与えられた子供のような。

卯ノ花隊長は、ほっとさせてくれる笑い方。
ふわっと、まるで花が咲くかのような。


私は、なにかこの二人に引き付けられたのかも知れない――





ざりッ


土を踏む感触が変ってびっくりして顔を上げると、深い森が目の前にあった。
・・・ぼーっとしてたらいけないぞ、勇音!


「ねぇ、ここなのかな?」

「そうだよ、おねぇちゃん。」
「そうだよ、おねぇちゃん。」

「帰ってこれるなかしらね・・・ちょっと深そうよ?」

「おねぇちゃんのためだもん・・・」
「今もきっとぜぇぜぇいってる・・・」

二人は更に強く手を握り締めた。

「二人で行ったら大丈夫だよ、ね?れんくん!」
「きっと二人なら怖くないよ、ね?りんちゃん!」


私はこくりと頷く。

「よし!じゃあ行こうか・・・・!」


深い深い闇の中、私達は歩き出した。
私は途中でコケで滑ったり、コウモリの羽音にびっくりしてこけたり。
「歌を歌えば怖くない!」と言うことになって3人で歌を歌ったりとか。


普通は出来ない事。
書類に追われてては出来ない触れ合い。
久しぶりに長距離を歩いた事。
山の中のひんやりさを忘れていた自分。

結局言うと、疲れたけど楽しいという感情。
小さい頃に清音と鬼ごっこした時みたいな。

忘れてた、感覚。


たまにはこういうのもいいかもしれない・・・・・・。


くぃ、と鎌君に袖を引っ張られる。

「ねぇ、おねぇちゃんのその刀は本物なの?」

やっぱり男の子なんだなぁ。こういうのにも憧れるよね。

「そうだよ。持ってみる?」

そういうと、鎌君はこくこくと頷いた。
きらきらと光る瞳。へぇ、男の子ってこんな顔するんだ。

刀をはずして、鎌君に持たせてあげると重かったのか、倒れそうになっていた。

「結構重いんだね!スゴイ!ちょっとだけ、ね、ちょっとだけ抜いてみていい!?」

興奮した様子で私を見てくる。可愛いなぁ。妹とは違う感覚が嬉しい。

「ふふ。危ないからちょっとだけだよー?」




後ろで、 リン とすずの音が聞こえた――――――――



***********************


「連続して行方不明者が出た?」



「そうなんっスよ。最近流魂街で多いらしいんです。」

恋次は林檎の芯を飲み込んで紙を覗き込んできた。

「3日に一回。必ず一人消えるらしいんです。
 20人以上の魂魄がもう既に消えているそうなんです。」

「20人以上・・・!?」

「場所はまちまち。帰ってきた人は居ません。」

「・・・それ、結構やべぇんじゃねえの?」

「だから先輩が、って話です。」

「行けってか?」

「そうですね。」

さらっと言ってくれるな恋次。


しょうがない・・・よなぁ・・・・・。









「あれー?おねーさん倒れてないの?すっごいなぁ~w」

すずが鳴った方向を見るとー・・・そこには紛れもない鈴ちゃんの姿があった。
正確には、 14歳ほどに成長した鈴ちゃん。

「あたしのすずの音を聞いて倒れない人、久しぶり!
 流石に死神は違うようねー!ふふ、楽しみだなぁ・・・・・ww」

何?何があったの?
鈴ちゃんは何を言っているの?
分からない。何で鈴ちゃんは―・・・・!?
落ち着け 落ち着け 落ち着け勇音!

あ、 れ、

ヒュッ と 風 の 切れる 音 が――――――――


とっさに避けると、右腕の袖がスッパリ切れていた。


「・・・っ!?」

「惜しいね!もーちょっとで腕もらえたのにィっ!」


振り向くと私の刀を抜いた鎌君。私と目が合うとにやりと笑った。
鎌君も・・・・成長、している。

なんだ。なんだ。なんだ。なにが、何があったの!?
混乱する。分からない。何も考えられない。


「あはは、間抜な顔してるねぇ、おねーさん?」
「なんにも分かんないーって顔だねぇw」

『はは、ゾクゾクするね!』

2人は一通り笑った後、私を見つめた。


「本当になんにも分かってないみたいだねぇ?」
「ねぇ本当におねーさん死神?鈍すぎるよぉ~っ」

2人は片手同士でパンとたたくと、私に向かって笑った。

「全部嘘、だぁよーっ♪おねーさァんっw」
「お命頂戴!なぁんてねー♪おねーさんッ!」

なんで。
どうして。

「ど、ういう・・・・っ」

「まだわかんないのぉ?鈍すぎる~っ」
「僕らはおねーさんの命を貰いに来たんだよーん☆」
「あ、さっさとつかまっちゃダメだよー?つまんないからァーw」
「何のための死神だよ?ってなァ鈴!」
「だよねぇ鎌♪」

2人が又あははと笑う。
それは、無邪気で、無邪気で。 


呼吸が荒くなる。
わざとっぽくいってるけどー・・・本気みたいで・・・・・


今 気が付いた 事。
普通の魂魄は霊力が強い人の傍に行くと倒れる事もあるぐらい

なのに

そう、この子達は子供なのに・・・・


私は、霊力を垂れ流したままだった。・・・・なのに動じもしなかった・・!!
そこで不思議に思うべきなのに、私・・・・!?




「さぁそろそろおねむの時間でちゅよォ、おねーさんっ♪」
「はーァイ、夢の国へまいりまぁす♪」


鈴ちゃんは 袖から1つのすず―ハンドベルのようなものを取り出して――


「おやすみ、良い旅を♥」




リン、と      お    ・  ・・    と  ・ガ  ・・―  ・ ――  ・・・   ―・


***********************


何も聞こえない。

暗い。

何も見えない。


「ここ・・・はー・・・・?」


(おねーさん、びっくりしたぁ?)

どこからともなく、鈴ちゃんの声。

姿は暗くて確認できないー・・・・


「!?」

(ここはぁー夢の国だよォーw)

続いて、鎌君の楽しげな声が聞こえてくる。



何?何なの?

「夢、の、国・・・?からかっているの・・・・?」


(まぁさかー。本気だよ、マ・ジ♪)

きゃはは、と笑い声が聞こえる。


何のことを言ってるの、この2人は。

「訳がわからないわ・・!出して頂戴!」

(なぁに面白くない事いってんのォ~?おねーさんw)

(今からだよ!)


((始まるよ! いっつ あ しょぉたーいむッ☆))




目の前に居るのは―――――






「卯ノ花隊長・・・・・・・・・!!!」


ここは、隊室・・・!?なんで・・・!?



とにかく・・・隊長!!



気付いてください!私です!勇音です!


隊長は、こちらに気付いている雰囲気は無く、ただ書類をめくっていた。



『・・・・・ああ、ここも間違っているわ・・・』

「!?」

『・・・なんでこんな簡単な事も出来ないのかしら・・勇音は』


「・・・・ッ・・・!?」



午前中の書類のこと・・・・?


『まったく・・・勇音より清音のほうが働き者かもしれないわ・・・・』

『浮竹隊長も、いい部下を持ったわね・・・』



『勇音とは大違いだわ』

『うちの勇音と交換してくれないかしら?』

隊長は、またぺらりと書類をめくった。





隊長、が、こんな事を考えていたなんて。


私は―――足手まといだった。


だから、休暇をくれた。






一人のほうが仕事がはかどるから――――――――





ぱ、とあたりが暗くなる。


(ほら、おねーさん。聞いたァ?今のっw)

(うわぁ・・・こんな事思われてたんだねぇ・・・ボクなら死んじゃうなぁー?)

(足手まとい、だねぇ?)

(ボクなら迷惑かける前に自殺しちゃうw)


((どぉ?おねーさん。感想は?))


2人の声が、綺麗にハモった。




そしてもう一度あたりが明るくなって――――







「清音・・・・・・?」

**************************

GJGJGJ!!!←

ありがとう洸ちゃん!!
続きも楽しみにしてるよ!!

漫画頑張るからね!!!!
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卯勇 勇音受け(←

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痛い人間です。
卯勇いいよ。卯勇。

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